マザーズ第1号の栄光と転落


この記事でわかること

  • マザーズ上場第1号企業が、なぜ上場廃止に至ったのか
  • 反社会的勢力との関係がIPO審査でどのように問題となるのか
  • この事件をきっかけに導入された「確認書制度」とは何か
  • IPO準備企業が今すぐ取り組むべき反社チェックのポイント

1. はじめに ― なぜこの事件を振り返るのか

1999年12月22日、東京証券取引所に新興企業向け市場「マザーズ」が開設されました。その記念すべき上場第1号銘柄となったのが、音楽配信ベンチャーのリキッドオーディオ・ジャパンです。

ITバブルの熱狂の中、同社は「日本のネット音楽配信の先駆者」として脚光を浴び、株価は最高値1,221万円、時価総額は1,500億円を超えたとされています。しかし、上場からわずか10ヶ月後、社長が逮捕監禁容疑で逮捕され、反社会的勢力との関係が明るみに出ました。

この事件は、新興市場の審査体制に課題があったことを示すものとして注目され、その後のIPO審査における反社会的勢力排除の厳格化につながったと考えられています。現在のIPO審査で必須となっている「反社会的勢力との関係がないことを示す確認書」の提出義務は、この事件を含む複数の不祥事を受けて導入されたものです。

IPO準備に携わる者にとって、この事件から学ぶべき教訓は今なお参考になるものと思われます。


2. 時代背景 ― 金融ビッグバンとマザーズの誕生

2.1 規制緩和の波

1996年から始まった「日本版金融ビッグバン」は、金融・証券界に大きな変革をもたらしました。それまでの「原則規制」から「原則自由」へと転換がなされ、証券会社も免許制から届出制に移行しています。

この規制緩和の流れの中で、上場審査も変化しました。公開前規制の緩和、審査の透明化、審査期間の短縮(標準約2ヶ月)、実績よりも将来性を重視、申請書類の削減といった変化が進んだとされています。

2.2 マザーズ市場の創設

1999年11月、東京証券取引所はナスダック・ジャパン(後のヘラクレス市場)に対抗する形で、新興企業向け市場「マザーズ(Mothers: Market of the high-growth and emerging stocks)」を開設しました。

マザーズは従来の市場と異なり、設立後経過年数や利益に関する基準を設けず、赤字企業でも上場可能という特徴を持っていました。また、審査の多くを主幹事証券会社に委託し、取引所自体の審査は簡略化されていたとされています。

この「審査の簡略化」が、後に課題として指摘されることになります。


3. リキッドオーディオ・ジャパンの華やかなる船出

3.1 上場の経緯

1999年12月22日、リキッドオーディオ・ジャパンはインターネット総合研究所(IRI)とともに、マザーズ上場第1号企業となりました。

同社は米Liquid Audio社の技術を用いた音楽配信サービスを手がけ、当時最先端のビジネスモデルとして注目を集めました。実質的なオーナーは、後述する非上場のダイレクトマーケティング会社の創業社長であったと報じられています。

3.2 豪華絢爛な上場記念パーティー

INTERNET WatchのHPより引用
INTERNET WatchのHPより引用

2000年1月、同社は帝国ホテルで盛大な上場記念パーティーを開催しました。費用は5,000万円とも言われ、小室哲哉、浜崎あゆみ、モーニング娘。、つんく、SPEED、藤原紀香など著名人が多数駆けつけたと報じられています。テレビ局やレコード会社などの大手メディアからも祝辞が寄せられました。

当時の熱狂ぶりを象徴するエピソードといえるかもしれません。

3.3 株価の急騰

2000年2月4日、同社の株価は1,221万円の上場来最高値を記録し、時価総額は1,500億円を突破したとされています。

参考: 日経ビジネス「『東証マザーズ第1号』オーナーの身に起きたこと」(2010年2月22日) https://business.nikkei.com/article/topics/20100222/212927/


4. 事件の発覚 ― 社長逮捕と反社会的勢力との関係

別表 01

リキッドオーディオ・ジャパン事件
全記録
1999―2012
1999.12
マザーズ上場第1号——東証マザーズ開設と同時に、IRIとともに記念すべき第1号銘柄として上場
2000.2
株価が最高値1,221万円を記録。時価総額1,500億円突破
2000.10
大神田前社長を逮捕——逮捕監禁容疑。家宅捜索で暴力団幹部の名刺、フロント企業勤務歴が発覚
2007.6
政府「反社会的勢力排除指針」策定——犯罪対策閣僚会議申し合わせとして公式に策定
2007.11
東証、確認書制度を導入——反社会的勢力との関係がないことを示す確認書の提出を義務化
2012.3
上場廃止——株価1円、株式代行手数料未払いにより退場

リキッドオーディオ・ジャパン事件 図表資料

4.1 デジキューブ銃撃事件との関係

2000年4月、ゲームソフト流通会社「デジキューブ」本社に銃弾2発が撃ち込まれる事件が発生しました。

デジキューブとリキッドオーディオ・ジャパンの関係について補足します。 デジキューブはスクウェア(現スクウェア・エニックス)が設立したゲームソフト流通会社で、コンビニでのゲーム販売という新しいビジネスモデルで注目されていました。リキッドオーディオ・ジャパンとデジキューブは、音楽・ゲームというデジタルコンテンツ配信分野で業務提携を模索していたとされています。

銃撃事件の背景には、両社間のビジネス上の対立があったと報じられました。この事件をきっかけに、警察はリキッドオーディオ・ジャパン周辺の捜査を開始したとみられています。これが後の社長逮捕につながった可能性があります。

4.2 大神田正文社長の逮捕

2000年10月25日、警視庁捜査4課(組織犯罪対策)は、リキッドオーディオ・ジャパンの大神田正文前社長(当時32歳)ら5人を逮捕監禁容疑で逮捕しました。

逮捕容疑の概要は以下の通りとされています。1999年6月頃、当時の同社取締役を暴行・監禁し、被害者の渡米を阻止して脅して退社させることを企図したとされています。被害者から現金4万円とキャッシュカード等を強取した疑いも持たれました。

ここで注目すべきは、逮捕容疑自体は会社の業務に直接関係のない個人的な犯罪行為だったとみられるという点です。しかし、家宅捜索により、より深刻な問題が発覚することになります。

参考: Impress Watch「リキッドオーディオの前社長、監禁容疑で逮捕」(2000年10月25日) https://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/25/doc806.htm

4.3 家宅捜索で発覚した反社会的勢力との関係

逮捕時の家宅捜索により、大神田前社長と反社会的勢力との関係を示す証拠が次々と発見されたと報じられています。

発覚したとされる事実 詳細
暴力団幹部の名刺 指定暴力団住吉会系組幹部の名刺が複数押収されたと報道
フロント企業への勤務歴 指定暴力団・六代目山口組の2次団体後藤組のフロント企業「パパイノエール」(自動車販売業)に総務部長の肩書で勤務していた経歴が判明したとされる
反社系企業への在籍 平成6年から7年まで反社会的勢力関連企業に在籍していたとされる(本人は「経理を手掛けていただけで違法行為はなかった」と釈明)

別表 02

事件の関係図 反社会的勢力との接点(報道に基づく)
実質的オーナー
支配
リキッドオーディオ・ジャパン
マザーズ上場第1号
社長
大神田正文
代表取締役社長(逮捕)
過去の関係(報道)
住吉会系組織
幹部名刺を押収と報道
後藤組フロント企業
総務部長として勤務歴と報道
実質的オーナー
上場企業
反社会的勢力

リキッドオーディオ・ジャパン事件 図表資料

大神田前社長は2000年5月16日の東証ARROWSでの会社説明会において、右手の指が5本欠落していることについて「幼稚園の頃、事故に遭ったためで、暴力団にやられたわけではない」と説明していたとされています。しかし、この説明の真偽も含め、上場審査時に経歴が十分に確認されていなかったのではないかという点が問題視されました。

報道によれば、上場企業の社長が暴力団のフロント企業に勤務していた経歴を持っていたことになります。 これは新興市場の審査体制に課題があったことを示すものとして注目されました。

4.4 実質的オーナーのその後

リキッドオーディオ・ジャパンの実質的オーナーであったとされる人物は、事件後も金融ブローカーとして活動を続け、「増資マフィアの大物」と呼ばれたと報じられています。

その後の経緯を見ると、2010年には情報通信会社を巡る事件で民事再生法違反容疑で逮捕、2019年にはインテリア販売会社の決算粉飾・融資詐欺で詐欺容疑で逮捕されたと報じられています。

この経緯からも、リキッドオーディオ・ジャパンの上場が「問題のある人物」によって利用されていた可能性が指摘されています。

参考: FACTA https://facta.co.jp/article/201904046.html


5. 東証の苦悩と市場への影響

5.1 上場廃止を巡るジレンマ

大神田前社長の逮捕後、東京証券取引所は上場廃止の検討に入ったとされていますが、深刻なジレンマに直面したと報じられています。

上場廃止したい理由としては、反社会的勢力との関係が疑われる企業を市場に置いておくことは市場の信頼を損なうという点がありました。

一方で上場廃止できない理由もありました。上場廃止となれば、投資家は株を処分することすらできなくなり、投資家保護に反するという問題です。また、マザーズ第1号企業の扱いを誤れば、ナスダック・ジャパンに決定的な差をつけられる恐れという競争上の懸念もあったとされています。

結局、東証は即座の上場廃止は行わず、経過を見守る姿勢を取ったと報じられています。

参考: Impress Watch「苦悩する東証〜リキッド前社長逮捕の余波」(2000年10月27日) https://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/27/doc840.htm

5.2 その後の経緯 ― 1,221万円から1円へ

別表 03

数字で見る事件の影響
数値 内容
1,500億円 時価総額ピーク(2000年2月)
1,221万円 株価最高値
1 最終株価(上場廃止時)
5,000万円 上場記念パーティー費用(報道)
10ヶ月 上場から社長逮捕まで
株価の推移
1,221万円
2000年2月 最高値
1
2012年 上場廃止時

リキッドオーディオ・ジャパン事件 図表資料

大神田前社長は2000年9月に反社会的勢力との関係を払拭するため退社したとされています。その後、社名は「ニューディール」に変更されましたが、業績は回復せず、株価は下落を続けました。

最終的に、株価は最高値1,221万円から1円へと暴落。2012年3月28日、株式代行事務の手数料を信託銀行に払えず、上場廃止となりました。

マザーズ上場第1号企業は、このような形でその幕を閉じることになりました。

参考: 東洋経済オンライン「東証マザーズは"安楽死"へ、大きすぎた個人投資家の犠牲」(2012年) https://toyokeizai.net/articles/-/10062


6. 制度改革 ― 反社会的勢力排除体制の構築

リキッドオーディオ・ジャパン事件を含む複数の不祥事を受け、政府および東京証券取引所は反社会的勢力排除に向けた制度整備を進めました。

別表 04

事件を受けた制度改革

反社会的勢力排除に向けた法整備

2007年6月19日
政府指針の策定

「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を犯罪対策閣僚会議申し合わせとして策定

  • 反社会的勢力の公式な定義を明示
  • 被害防止の5つの基本原則を策定
  • 内部統制システムへの位置付けを要請
2007年11月27日
東証の確認書制度

上場制度の整備により確認書提出を義務化

  • 反社会的勢力との関係がないことの確認書
  • コーポレート・ガバナンス報告書での開示義務
  • 企業行動規範への明記
2011年 全国制定完了
暴力団排除条例

全都道府県で暴力団排除条例を制定

  • 利益供与の禁止
  • 契約時の暴排条項の導入
  • 違反者への刑事罰
一次資料
法務省「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」
https://www.moj.go.jp/content/000061957.pdf
東証「反社会的勢力排除に向けた上場制度及びその他上場制度の整備について」
https://www.jpx.co.jp/rules-participants/public-comment/detail/071127-1.html

リキッドオーディオ・ジャパン事件 図表資料

6.1 政府指針の策定(2007年)

2007年6月19日、犯罪対策閣僚会議の申し合わせとして「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」が策定されました。これは「反社会的勢力」という用語が公的に用いられた最初の例とされています。

この指針では、反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」と定義しています。

また、被害防止のための5つの基本原則として、組織としての対応、外部専門機関との連携、取引を含めた一切の関係遮断、有事における民事・刑事の法的対応、裏取引や資金提供の禁止が示されました。

一次資料: 法務省「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」 https://www.moj.go.jp/content/000061957.pdf

6.2 東証による上場制度の整備(2007年)

2007年11月27日、東京証券取引所は「反社会的勢力排除に向けた上場制度及びその他上場制度の整備について」を公表し、以下の対応を導入しました。

項目 内容
企業行動規範への規定 反社会的勢力による被害防止のための社内体制整備、企業行動への反社会的勢力の介入防止に努める旨を規定
コーポレート・ガバナンス報告書における開示 反社会的勢力排除に向けた体制整備に関する事項の開示を義務化
確認書制度の導入 「反社会的勢力との関係がないことを示す確認書」の提出を義務化

この「確認書制度」は、リキッドオーディオ・ジャパン事件を含む複数の不祥事の教訓から生まれた制度と考えられています。 現在のIPO審査で必須となっているこの確認書は、上場申請企業の役員・主要株主・取引先等が反社会的勢力と関係がないことを確認し、書面で提出するものです。

一次資料: 日本取引所グループ「反社会的勢力排除に向けた上場制度及びその他上場制度の整備について」 https://www.jpx.co.jp/rules-participants/public-comment/detail/071127-1.html

6.3 暴力団排除条例の制定

2011年までに全都道府県で暴力団排除条例が制定されました。東京都暴力団排除条例では、暴力団の活動に役立つであろうことを知って商取引等を行ってはならないと定められ、令和元年改正により利益供与に対する刑事罰も強化されています。


7. 現在のIPO審査における反社チェック

7.1 上場審査基準

現在の東京証券取引所「上場審査等に関するガイドライン」では、以下が明記されています。

「企業が反社会的勢力と関係を有していないことを確認し、かつ、その排除に向けた体制が整備されていることが必要」

有価証券上場規程においても、反社会的勢力との関与禁止(第443条)、被害防止体制の整備義務(第450条)、関与判明時の上場廃止基準該当(第601条第1項第19号)が規定されています。

7.2 反社チェックの対象範囲

別表 05

IPO審査における反社チェック対象範囲
対象 具体的な範囲
役員 社内・社外問わず全役員、監査役、過去の経歴も含む
株主 主要株主(特に10%以上出資者)、ファンドの主な出資者
取引先 主要取引先、継続的な取引関係がある企業・個人
従業員 管理職、経理・財務担当者を中心に確認
関係者 顧問、コンサルタント、アドバイザー、紹介者
留意事項
IPO審査では「非意図的関係」(知らずに反社会的勢力と取引してしまった場合)であっても、審査のストップ・申請の取り下げ・上場延期といった事態になりかねないとされています。「疑いがある」だけでも適格性を欠くと判断される事例があるとも言われています。

リキッドオーディオ・ジャパン事件 図表資料

IPO審査における反社チェックの対象は広範囲に及びます。役員については社内・社外問わず全役員が対象で、過去の経歴も含まれます。株主については主要株主、特に10%以上出資者が重点的にチェックされます。取引先、管理職を中心とした従業員、顧問・コンサルタント・ファンド出資者等の関係者も対象となります。

リキッドオーディオ・ジャパン事件では、まさにこの「役員の過去の経歴」が問題となったとされています。

7.3 発覚した場合のリスク

反社会的勢力との関係が発覚した場合のリスクは深刻です。IPO審査時には審査の即時停止・申請取り下げ・上場延期といった事態になる可能性があります。上場後であれば、上場廃止基準への該当・株価暴落・取引先との取引停止といったリスクが生じる可能性があります。

重要なのは、「疑いがある」だけでも適格性を欠くと判断される事例があるとされている点です。 確定的な証拠がなくても、疑念を持たれた時点でIPOは困難になる可能性があります。


8. IPO準備企業への教訓

8.1 早期からの体制構築

反社チェック体制の構築は、IPO準備の早い段階から着手することが望ましいとされています。企業規模拡大前に整備する方が容易であり、株主や取引先に反社関係者がいた場合の関係解消には多大な費用と時間を要する可能性があるためです。

8.2 「知らなかった」では済まされない可能性

IPO審査では、「非意図的関係」(知らずに反社会的勢力と取引してしまった場合)であっても、審査のストップ・申請の取り下げ・上場延期といった事態になりかねないとされています。反社チェックを怠った場合、取締役の善管注意義務違反として法的責任を問われる可能性も指摘されています。

リキッドオーディオ・ジャパン事件では、「上場審査時に経歴が十分に確認されていなかったのではないか」という点が問題視されました。現在の厳格な審査体制は、このような事態を防ぐために整備されたものと考えられています。


9. 結び ― 新興市場の光と影

リキッドオーディオ・ジャパン事件は、マザーズ市場の「黒歴史」として語られることがあります。しかし、この事件があったからこそ、政府による反社会的勢力排除指針の策定、東証による確認書制度の導入、主幹事証券・取引所による二重審査体制の確立が進んだとも言えるかもしれません。

2022年4月、マザーズはグロース市場へと再編されました。新興企業への資金供給という使命は引き継がれていますが、同時に反社会的勢力排除の体制も強化されています。

IPO準備企業にとって、リキッドオーディオ・ジャパン事件は「過去の出来事」ではないかもしれません。反社チェックの重要性、早期からの体制構築の必要性を示す、今なお参考になる事例と思われます。


参考文献・一次資料一覧

政府・公的機関

東京証券取引所・日本取引所グループ

報道・記事


本記事は、IPO準備に携わる実務家向けに、過去の事件から学ぶべき教訓を整理したものです。記載内容は報道等に基づいており、事実関係については一次資料をご確認ください。

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執筆者

石塚 康一

Koichi Ishizuka

株式会社プライムコンサルティング 代表取締役/公認会計士

北海道大学農学部を卒業後、監査法人トーマツ 旧トータルサービス事業部入所。IPO監査に一貫して従事し、その後、野村證券投資銀行部門へ転職。公開引受部・法人営業部門にて、IPOアドバイザリーや、IPO準備企業の発掘、オファリングの支援等を行う。2024年、株式会社プライムコンサルティングを創業し、独立した立場からIPOの伴走を行う。

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