1. 事業内容
株式会社QPS研究所は、小型SAR衛星を用いて地球観測データを取得・提供する企業です。主に合成開口レーダー(SAR)技術を活用し、昼夜を問わず、また悪天候時でも高精度なデータをリアルタイムで提供することを目指しています。将来的には36機の小型SAR衛星によるコンステレーションを構築し、地球上のほぼどこでも平均10分間隔で観測を行う計画です。これにより、防災、インフラ管理、安全保障など多様な分野へのサービス展開を図り、社会的なニーズに応えることを目指しています。
2. 事業の特徴
高頻度の観測能力: QPS研究所の小型SAR衛星は、約90分で地球を一周し、特定地域を平均10分ごとに観測可能です。この高頻度観測により、災害時の迅速な情報提供やインフラ監視が実現し、悪天候や夜間でも観測できるため、光学衛星に比べて優位性があります。
コスト効率の良い衛星開発: 小型SAR衛星は従来の大型衛星に比べて小型かつ軽量で、製造コストや打上げコストを大幅に低減しています。この技術により、短期間での開発が可能となり、競争力を高めています。また、特許を保有する展開式パラボラ型アンテナを搭載し、高解像度のデータ取得を実現しています。
官公庁との強固な関係: 防衛省や内閣府などの官公庁向けに地球観測データを提供しており、安定した収益源を確保しています。特に安全保障や防災分野での需要が高まっており、今後も官公庁との連携を強化し、民間市場への拡販を進める方針です。
3. 経営成績の推移とその要因の分析
第18期(2022年6月1日~2023年5月31日)において、QPS研究所は372,072千円の売上高を計上し、前年度比で1,884.4%の増加を達成しました。この急増の主な要因は、官公庁向けの売上が大幅に増加したことです。営業損失は314,719千円に改善され、前年度の382,465千円から減少しましたが、依然として赤字を計上しています。特別利益として衛星の打上げ失敗に伴う保険金1,489,074千円を計上したことが影響しました。第19期第1四半期(2023年6月1日~2023年8月31日)でも、売上高175,249千円を記録し、官公庁向けの需要が引き続き高いことが確認されています。今後はさらなる衛星の打上げと販売拡大が期待されます。
※本まとめは生成AIによる有価証券届出書の要約です。自動生成される情報は不正確または不適切な場合がありますが、当社の見解を述べるものではありません。
正確な一次情報は有価証券届出書をご覧ください。
基本情報
統計情報
QPS研究所のIPOスケジュール
公募・売出情報
| 項目 | 株数 | 金額(百万) |
|---|---|---|
| 公募株式数 | 8,918,600 | 3,478 |
| 売出株式数 | - | - |
| OA | 1,337,700 | 522 |
| 合計 | 10,256,300 | 4,000 |
時価総額ランキング
29位 / 96社幹事証券会社
監査報酬
| 区分 | N-2期 | N-1期 | ||
|---|---|---|---|---|
| 監査 | 非監査 | 監査 | 非監査 | |
| 提出会社 | 8,500 | - | 19,800 | - |
| 連結子会社 | - | - | - | - |
| 計 | 8,500 | 0 | 19,800 | 0 |
財務情報
| 2019/5 | 2020/5 | 2021/5 | 2022/5 | 2023/5 | 2024/5 1Q | |
|---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | - | - | 4 | 19 | 372 | 175 |
経常利益(百万円) | -592 | -903 | -630 | -386 | -324 | -86 |
当期純利益(百万円) | -593 | -904 | -631 | -387 | -1,105 | -87 |
純資産額(百万円) | 1,755 | 841 | 776 | 5,283 | 5,200 | 5,127 |
一株あたりの純資産額(円) | -4,388.63 | -10,156.28 | -12,690.71 | -106.85 | -142.54 | - |
自己資本比率
| 96.8% | 96.5% | 69.9% | 93.3% | 89.1% | - |
自己資本利益率
| - | - | - | - | - | - |
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